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2013年6月22日土曜日

蒲田おどり

東京大田区蒲田地区の地域振興に役立てようと現在音頭「蒲田おどり」の制作が進行しています。この話は昨年(2012)秋ごろ、西蒲田在住の友人から「NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』の放送も終了し、何か地区を元気にする企画はないだろうか」というお話を聞き「音頭でも作って皆で踊るのはどうかね」と私が提案したのがきっかけとなり、かつてカルチャースクール「主婦の友文化センター」(丘灯至夫主宰)の会員としてで歌謡詩を勉強していた友人に作詞を依頼し出来てきた詩を見ると音頭には程遠い作品。何とか私が手を入れて出来上ったのが以下の詩です。
 

 
           
            〔元稿〕 詩:池田邦治              〔補作稿〕 中根 操 
 
            むかし馬込に 道灌さまが           花が咲いたよ 屋敷の杜に           
            江戸城作ると いったけど            梅にうぐいす 花盛り
            谷坂多くて やめました             浴衣触れれば こころも触れる
                                        踊る手と手も 弾む町
            羽田沖には 白帆が見えて           ソーレシャシャンと 手拍子揃え
            海苔干す人も 見えたという          蒲田踊りで 蒲田踊りで ひと踊り
            入りの翼 迎える空港
                                        昔語りの キネマの町は                   
            ここは都の 玄関口よ               こころ文化の 夢舞台
            富士山見えた 夜景もきれい          超えて呑川 西から東
            梅にうぐいす サクラにもみじ          花の笑顔が 揃います
                                         サァーサ輪になって 手拍子揃い
            子供も元気 大人も元気             蒲田おどりで 蒲田踊りで ひと踊り
            街も元気だ お店も元気
            みんなが集う 大田区蒲田           響く太鼓に 手拍子合わせ
            梅ちゃん先生 今日も元気            こころ触れれば 福が来る
            梅ちゃん先生 明日も元気           あの娘見とれる 見て惚れ直す
                                        いなせ男の 振りの良さ
                                        ソーレシャシャンと 手拍子揃え
                                        蒲田おどりで 蒲田おどりで ひと踊り

                                        富士のお山を 遥かに眺め
                                        ビルの谷間に 歌が湧く
                                        誘い誘われ 笑顔が揃う
                                        祭り広場は 夢広場
                                        ソーレシャシャンと 手拍子揃え
                                        蒲田おどりで 蒲田おどりで ひと踊り

※中根 操は過去にソニーレコードで作品を書いた時の私のペンネームで、弟(若松宗雄・元ソニーミューシック社長・現エスプロ社長)が付けた名前です。主に作詞の時に使用しています。

現在(6月20日)大田区音頭協議会を蒲田地区で立ち上げ、プロモート用のCDを(歌とカラオケ)関係団体に配り、その中で大田区舞踊連盟の方々は皆様で普及活動に励んでくださり、振り付けの方は出来上がっているそうです。
8月の盆踊りに向けて、区の方に申請してある地域振興としての予算が下りれば制作は一気に進みます。
                                   

                                       
 
 





 

2011年8月28日日曜日

2013年(平成25年)NHK大河ドラマ「八重の桜」に決定

先日、福島民報社東京支社長の半野秀一氏との酒席で、2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」の話題で一際盛り上がりました。半野氏は会津ご出身ということもあってか、その熱弁には圧倒されました。

■番組概要
新島襄の妻・八重の生涯を描きます。主人公・新島八重を綾瀬はるかさんが演じます。

■主人公・新島八重とは
会津藩の鉄砲師範であった山本権八・佐久夫妻の子として生まれる。戊辰戦争の時に断髪・男装に家芸であった鉄砲を持って奉仕し、会津鶴ヶ城籠城戦で自らもスペンサー銃を持って奮闘した。
後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれる。戊辰戦争が始まる前、但馬出石藩出身で藩校日新館の教授を務めていた川崎尚之助と結婚したが、籠城戦後別れる。維新後、兄・覚馬を頼って上洛。そこで、新島襄と出会い結婚。また、女は男に従うことが当然視された時代、豪放で周囲からは勝手気ままに見える八重の生き方は世間からは「天下の悪妻」とも言われた。晩年は日清戦争、日露戦争に篤志看護婦として参加。功績により昭和3年(1928)昭和天皇の即位大礼の際に銀杯を下賜される。その4年後、87歳の生涯を終える。

■「鶴ヶ城恋歌」
ドラマの概要を知った時、私がふと脳裏に浮かんだ作品がありました。15年ほど前に作った「鶴ヶ城恋歌」という曲です。

この作品はカルチャースクール「主婦の友文化センター」『作詞を楽しむ会』(丘灯至夫主催)の講座の中で会員、関根秀さんの詩に丘灯至夫先生(高校三年生などの作詞家)が添削、私が曲をつけ温めておいた作品で、新島八重の生きざまを謳ったかのような作品です。

             花の生命(いのち)の 儚さを
             偲ぶ会津の 鶴ヶ城
             生きて愛して 戦いに
             散った女の あとを継ぐ
             あなた あなた一人に誠をつくす
             会津気質(かたぎ)の 女です

             いちど散ったら 二度咲かぬ
             花の操の 尊さよ
             過去はいうまい 天守閣             
             姿りりしく 美しく
             あなた あなた一人にこの世を生きる
             会津ごころの 女です

             母成峠や 追手門
             語り継がれて 今もなお
             流す涙を 抱きしめて
             生きる命の たくましさ
             あなた あなた一人をこよなく愛す
             会津生まれの 女です

■デモ歌唱は福島県本宮町出身でコロムビアレコード専属の民謡歌手、福本恵美さんが歌っていますが、未発表の作品です。

■先日「八重の桜」のチーフ・プロデューサー、内藤慎介様にドラマの中のシーン或いは挿入歌としてご検討願いたい旨のお手紙を添えCDを送りました。